Sunday Morning

機械式時計の三大複雑機構の概要と仕組みについて

パーペチュアルカレンダー

永久カレンダーのことですが、大小の月のみならずうるう年にも対応します。4年間で1回転,1か月に1歯動く歯車が搭載されていて、ひと月に一回転する歯車を制御します。4年間で一回転する歯車には大小の月、さらにうるう月の2月と平年の2月の4パタンの溝が刻まれていて、溝の深さ(平年の2月がもっとも深く、大の月が最も浅い)が深い程、早くひと月に一回転する歯車をリセットします。ところが、うるう年には例外があり、つまり100年に一度のうるう年(下二桁00年の年)は、百の位が4の倍数以外は平年に成ります(つまり4百年間の内うるう年は97回となる)。通常のパーペチュアルカレンダー機構はこれら例外の年は手動で調整する必要がありますが、「セキュラーカレンダー」と呼ばれる機構を組み込んだ時計は完全自動化を実現しています。

トゥールビヨン脱進機

重力から受ける影響を最小に抑え精度を高めるために開発された機構です。機械式時計には調速器という機構があり一定のタイミングを刻んでいます。調速器は振り子(テンプ)を内蔵しておりますが、時計の向きによりその振り子の振れる方向が重力に対し垂直でない場合、タイミングに誤差が生じ時計の遅延あるいは進み過ぎが起きる原因となっていました。トゥールビヨンは調速器自体を1分に1回回転させることで時計の向きがどの方向であっても振り子と重力の方向が一方に偏ることがないようにしています。これにより機械式時計の精度が大幅に向上しました。

ミニッツ・リピーター

ミニッツ・リピーターは発する音の数で時刻を知らせる機構です。音は内蔵される大小のハンマーを使って出しますが、大きいハンマーが時刻、小さいハンマーが分を表します。さらに大小のハンマーを同時に鳴らすことで4分の何時間経過なのかを表します(例えば大小ハンマー3回で45分経過)。腕時計等に搭載されるミニッツ・リピーターは非常に精密で高度な機構であるため大変高価となります。またその音色も時計の価値を左右する重要な要素であるため、その素材や構造には職人の創意工夫が込められています。

ウブロの時計は高級ブランド品であり、カジュアルな普段着にも合う時計であり、ビジネスの現場でも違和感なく使える時計なのです。

Comments are closed.